シグナルズメンバーの中では、一番若い。
キャリアも一番短い。
だが彼の演技にはきちんと気持ちがともなっている。基本的で当たり前のことだと思われるだろうが、実はきちんと気持ちを伴わせて動き、喋り、生きるのは難しい。
逆に適当でもできてしまうことがあるからだ。
彼の演技には気持ちが伴っている。
それは実はとても大切なことだ。
不思議と彼は最初からそれができていた。
昔は気持ちはともなっているが、勢いもあって、勢いまかせで、こいつ危ないやつかと思わせたむきもあったが、最近では押さえた演技もできるようになってきた。
決して冴えているというタイプではないが、彼はいい役者だと思う。
彼もこれからどんどん大きな役を任せてみたい。
きっとどんどん伸びると思う。
実はこれからが一番楽しみな、シグナルズ唯一の男優。