出演■
杉山薫(ナイロン100℃) 仁田原早苗 福田英和([7]の椅子)
吉田千絵 天野なおこ 鹿野良太 櫻田一休
松葉智子 常盤昌平
作・演出■
大山鎬則
スタッフ■
舞台監督:西廣奏/照明:シバタユキエ/音響:橋本陽子(モックサウンド)
宣伝美術:上田大樹/宣伝写真;太田家世(自由創作師)
制作:Little giants/企画製作:シグナルズ
カナコ、気づいてるか?
私が最近書いてるものが、あの頃、
あんたといちばんうまく遊べてた頃の
焼き直しばかりだってこと。
私は小さい頃から
ひとり遊びが好きだった。
私にとって書くことは、
ひとり遊びのようなものだった。
それが、あんたと出会って以来書くことは、
「ひとり遊び」から「遊び」に変わったんだ。
遊びってのはやっぱり
2人の方が楽しいって
あんたと出会って気付いたんだ。
ねぇカナコ、もっと遊ぼう、
日が暮れるまで、日が暮れても
時間も、ご飯も食べることも忘れて遊ぼう。
私はまだ元気だよ。
このまま遊びつづければ、
人生なんてあっという間なんだから。
「また明日ね」なんて言わせないからな。